NHKニュース中継in四日市
四日市市霞/ポートビル内

NHK名古屋制作「こんばんは6時です」という18〜19時に行っている報道番組が、 1週間、移動スタジオと題し、東海地方から中継で、ニュースを行った。
中で、99年6月9日は、四日市市霞の建設中のポートビル内をスタジオとして行われた。 撮影していたスタジオ バックに、コンビナート群(霞ヶ浦の)を写しながらの1時間で、随所に、四日市の紹介が入った。
塩浜病院跡地に出来たスポーツジムの紹介や、四日市港の発展、 コンビナートの内部についてが紹介された。
が、市民として、みていると、「コンビナート群」を意識しすぎた内容であり、 四日市の紹介は、ほとんど工業地帯・煙突群しか写らず、 なにか、自然の少ない街のように映し出されていた。 公害に打ち勝って環境に優しい町、海と山のある街を掲げている四日市市には あまりうれしくないような内容だった気がする。 あれをみて、「四日市っていい街だな」と思った市民、四日市以外の人達はほぼいないと確信できる。 ここからポートビルを撮影していた この時期なら、堀川菖蒲園や、またホタルの名所など、自然・動植物の紹介も出来たはずである。
たしかに、コンビナートの人達の苦悩など、そういう所で特集を組んで伝えるのはいいが、 それだけで終わってしまったら、四日市=コンビナートの街=公害の街がぜんぜん拭い去れていない。
すこしがっくりきた放送だったと私から見て、思った。


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M.Masahiro